韓国のアシアナ航空（AAR/OZ）が運航するソウル（仁川）発広島行きOZ162便（エアバスA320型機、登録番号HL7762）が4月14日夜に起こした、広島空港へ着陸時に滑走路を逸脱する事故について、国土交通省の運輸安全委員会（JTSB）は21日、概要を明らかにした。報告書の開示について、JTSBの後藤昇弘委員長は「できるだけ早く開示したい」とし、具体的な時期については明言を避けた。
事故を起こしたOZ162便（JTSB提供）
OZ162便事故について説明する後藤委員長＝4月21日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
OZ162便は14日午後8時5分ごろ、広島空港の滑走路（滑走路番号10/28、長さ3000メートル、幅60メートル）へ東側（滑走路28）から