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ボーイング、737用拡大収納棚出展 独インテリアエキスポ

 ボーイングは、現地時間4月14日から16日までドイツのハンブルクメッセで開催中の「エアクラフト・インテリアズ・エキスポ2015」に、収納量を増加させる共用収納棚(オーバーヘッド・ビン)を出展している。

737シリーズ向けに設定する「スペース・ビン」(ボーイング提供)

 737NG(次世代型737)と737 MAXへのオプションとして提供する「スペース・ビン」で、縦36センチ、横56センチ、奥行き23センチの標準的なサイズのバッグに換算で6個分のスペースを確保する。737の内装にLED照明など787と同等のものを取り入れた「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用した機体に導入し、現在の「ピボット・ビン」よりも2個分増加させる。

 搭載量は、737-900ERと737 MAX 9で132個から194個、737-800と737 MAX 8で118個から174個、737-700と737 MAX 7で90個から130個に、それぞれ増加する。

 スペース・ビンは2014年7月に発表。ローンチカスタマーはアラスカ航空(ASA/AS)で、今年後半の導入を予定している。

 同エキスポは、毎年春にハンブルク、秋は米国で開催されている。

関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]
Aircraft Interiors Expo [3]

ボーイング、737の収納棚拡大 15年からオプションで [4](14年7月11日)
エアバス、エコノミー座席など出展 独インテリアエキスポ [5](15年4月13日)
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