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スイス国際航空、操縦室2人常駐義務化へ

 スイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)はこのほど、操縦室の安全手順を改善すると発表した。現地時間3月24日に発生したジャーマンウイングス(GWI/4U)墜落事故によるEASA(欧州航空安全局)の安全勧告を受けてのもので、操縦室に乗員2人の常駐を義務付ける。

コックピット内の乗員2人常駐を義務付けるスイス インターナショナル エアラインズ=10年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新しい安全手順によると、飛行中にパイロット2人のうち1人が離席する場合、操縦室内には残りの1人のほか、乗務員1人の入室を義務付ける。

 同社やルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)が所属するルフトハンザグループでは3月27日、乗員2人の常駐を義務付けるコックピットの使用手順を導入すると発表している。グループ内の旅客便運航会社やドイツ連邦航空局(LBA)、ドイツ航空協会(BDL)と協議し、早期の導入を目指す。

関連リンク
スイス インターナショナル エアラインズ [1]
EASA [2]

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