ボーイングと海南航空（CHH/HU）、シノペック（中国石油化工）は現地時間3月21日、航空機用バイオ燃料を使った中国初の商業フライトに成功したと発表した。
中国初のバイオ燃料を使った商業フライトに成功したボーイングと海南航空（ボーイング提供）
バイオ燃料は、中国国内のレストランから集められた廃食用油からシノペックが精製。CHHの上海から北京へ向かうフライトに使用され、100人以上の乗客を運んだ。
機材はボーイング737-800型機で、エンジンはCFMインターナショナル製CFM56-7B。従来の石油系ジェット燃料に、約50％のバイオ燃料が混合された。
関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]
海南航空 [3]
Sinopec [4]
・南ア農家、バイオ燃料用タバコ収穫へ 15年に試験飛行も [5]（14年12月10日）
・ボーイング、787でグリーン・ディーゼル飛行実験 CO2削減90％ [6]（14年12月4日）
・ボーイング、下水油からバイオ燃料 中国COMACと共同研究 [7]（14年10月22日）