日本航空(JAL/JL、9201)のグループ会社JALグランドサービス東京(JGST)は3月21日、成田空港に隣接する航空科学博物館で、空港のグランドハンドリング(地上支援)業務の体験イベントを開き、多くの子供たちが集まった。
会場には、モニターに映し出された航空機を誘導するマーシャリングや、同館に設置されたボーイング747-200型機実機の機首部分「セクション41」を使った機体の水洗い、制服着用の体験コーナーが設けられた。
同イベントは春休みと夏休みに開いており、今回で4回目。新企画として、トイレットペーパーの先端を花びらの形にする折り紙の体験コーナーが設けられ、女性スタッフが子供たちに折り方を教えていた。
同社では成田空港で機体の出発準備をする際、ラバトリー(洗面所)にあるトイレットペーパーの先端を三角形に折っている。1年ほど前から、手先が器用なスタッフが花の形などに折っておいたところ、乗客から喜ばれたという。会場には花びらのほか、ツルや富士山をかたどったトイレットペーパーが展示され、子供たちが花びら折りに挑戦していた。
午前11時からは2択形式のクイズ大会も開かれ、「成田空港のA滑走路は、JR山手線の東京-上野間より短いか」(正解は滑走路4000メートルに対し、東京-上野間は3600メートルで、バツ)などの問題が出され、子供たちは親たちとクイズを楽しんだ。正解した参加者には、オリジナルストラップなどがプレゼントされた。
*写真は計8枚。