ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA)が2月3日に発表した2014年12月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比16.3%増の61万2466人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は16.0%増の42億90万2000座席キロ、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は18.1%増の30億8807万9000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.3ポイント上昇し73.5%だった。2014年2月から続いていたL/Fの前年割れは、11カ月で止まった。
日本航空(JAL/JL、9201)のASKは40億2394万6000座席キロ(前年同期比1.2%増)、RPKは29億4691万6000旅客キロ(同1.5%増)。ANAはどちらも上回った。
一方、国内線は旅客数が