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JAL、15年3月期見通し上方修正 14年4-12月期純利益は3.1%減

 日本航空(JAL/JL、9201)は1月30日、2015年3月期通期の連結業績見通しを上方修正した。売上高は10月31日発表の前回予想を20億円上回る1兆3420億円(14年3月期比2.5%増)、営業利益が90億円上回る1670億円(同0.1%増)、経常利益が90億円上回る1640億円(同4.0%増)、純利益が40億円上回る1390億円(同16.4%減)。営業費用は70億円下回る1兆1750億円となる見通し。

15年3月通期予想

15年3月期の連結業績見通しを上方修正したJAL=14年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 売上高は貨物収入の増加を見込む。営業利益については、燃油価格の下落とコスト削減による営業費用の圧縮により、前回予想を上回る見通し。営業利益率は2014年3月期比で0.6ポイント上回る12.4%と予想している。

 通期予想の為替レートは前回発表の1ドル104.6円から106.3円に、燃油はシンガポールケロシンを1バレル118.7ドルから112.6ドルに、ドバイ原油を1バレル105.1ドルから97.4ドルに、それぞれ見直した。

 財務・経理本部長の斉藤典和・取締役専務執行役員は、「2-3月が