全日本空輸（ANA/NH）を傘下に持つANAホールディングス（9202）が1月30日に発表した2014年4-12月期（15年3月期第3四半期）連結決算は、純利益が前年同期比57.2％増の523億6100万円となった。2015年3月期通期の連結業績見通しは据え置く。
14年4-12月期の純利益が57.2％増となったANAホールディングス＝14年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
2014年4-12月期の売上高は前年同期比9.1％増の1兆2972億4100万円、営業利益が同29.3％増の892億9500万円、経常利益が同39.0％増の745億7000万円だった。営業費用は876億円（7.8％）増の1兆2079億円になったが、費用増を上回る収入で増収増益となった。
国際線の売上高は前年同期比19.1％増の3541億円。旅客数は12.7％増の536万1465人と大幅に増えた。羽田空港の発着枠増枠による便数増加や