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ボーイング、スクートに787-9納入

 ボーイングは現地時間2月2日、シンガポール航空(SIA/SQ)系LCC(低コスト航空会社)のスクート(SCO/TZ)に同社向け初号機となる787-9型機を引き渡したと発表した。当初、2014年12月に引き渡す予定だった。

スクートの787-9=15年1月 PHOTO: Gail Hanusa/Boeing

 エンジンは英ロールス・ロイスのトレント1000。シンガポールのセレター航空宇宙産業団地で製造した。座席数はプレミアムエコノミー35席、エコノミー340席の計375席。プレミアムエコノミークラス「スクートビズ」は2-3-2配列。ゆりかごのような角度になるリクライニング機能を備える総革張りシートを採用する。エコノミークラスの配列は3-3-3となる。

 SCOは787-8と787-9を、それぞれ10機ずつ発注済み。現在は777-200型機(402席)を6機使用している。787は2月から、シンガポール-香港、パースの各線に導入する予定。

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ボーイング・ジャパン [2]
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