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JALの12月実績、国際線利用率73.2% 国内線は61.3% 国際旅客は前年並み

 日本航空(JAL/JL、9201)が1月26日に発表した2014年12月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年並みの63万6800人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は1.2%増の40億2394万6000座席キロ、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は1.5%増の29億4691万6000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.2ポイント上昇し73.2%だった。

国際線旅客数が前年並みで下げ止まったJAL=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が1.2%減の246万460人、ASKは1.5%減の30億3767万座席キロ、RPKは1.4%減の18億6095万8000人キロ、L/Fは0.1ポイント上昇し61.3%だった。

 国際線の旅客数は、前年割れが11月まで4カ月続いていたが下げ止まり、L/Fも微増で前年割れに歯止めが掛かった。一方、国内線のASKは2月から11カ月連続で前年を下回っており、供給量を絞り続けている。

 方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのは