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LCC利用率で二極化 航空各社、年末年始の利用実績

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など航空各社は1月5日、年末年始(2014年12月19日から2015年1月4日まで、17日間)の利用実績を発表した。国際線のロードファクター(座席利用率、L/F)はANAとJALでは8割、LCC(低コスト航空会社)は9割超えの一方、国内線はANAとJALともに7割を下回った。LCCは提供座席数が前年を大きく上回り、旅客数も概ね上回ったものの、L/Fで差が出る結果となった。

航空各社が発表した年末年始の利用実績(各社資料からAviation Wire作成)

ANA

LCCは利用率で差が出る結果に=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの旅客数は国際線が前年比17.9%増の39万1197人で、国内線は1.9%減の220万4532人。提供座席数は国際線が13.2%増の47万7437席で、国内線は1.5%減の325万7023席となった。

 L/Fは国際線が3.3ポイント上昇の81.9%、国内線は0.3ポイント低下の67.7%となっている。国際線の方面別でもっとも高いL/Fとなったのは