フィリピンのLCC（低コスト航空会社）のセブパシフィック航空（CEB/5J）は、累計搭乗者数が1億人に間もなく到達する。1996年の運航開始から18年目での達成となる。
累計搭乗者数が1億人目前のセブパシフィック航空＝13年1月 PHOTO: H. Gousse, em company/Airbus
CEBはフィリピン中央部のセブ島を拠点に運航。1996年3月8日、南部・ミンダナオ島のダバオに就航し、運航を開始した。1ペソ（約3円）運賃での提供や、E-チケット、ウェブチェックインをフィリピンの航空会社で初めて導入したことでも知られている。
現在は国内線のほか、国際線はシドニーやドバイ、北京など28都市に就航している。日本には2008年、マニラ－関西線で乗り入れ開始。今年3月には成田と中部からマニラへ直行便を就航させた。2015年3月には成田－セブ線を直行便で開設する。
機材はエアバスA319型機を10機、A320を29機、A330を5機、ATR 72-500を8機の計52機保有しており、2021年までにA320を9機、A321neoを30機、A330を1機受領する見込み。
関連リンク
セブパシフィック航空 [1]
・セブパシフィック航空、成田－セブ線を15年3月開設へ 週4往復 [2]（14年11月4日）
・セブパシフィック航空、在日フィリピン人需要狙う 成田と中部就航で [3]（14年1月27日）
・セブパシフィック航空、成田と中部就航へ 14年3月から [4]（13年11月25日）
・セブパシフィック航空、関西－マニラ線デイリーに 12月から [5]（13年10月8日）
・エアバス、セブパシフィック航空にA330引き渡し 初の広胴機 [6]（13年6月15日）