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スカイマーク、11月利用率60.9% A330福岡線は供給過剰気味

 スカイマーク(SKY、9204)の2014年11月利用実績は、ロードファクター(座席利用率、L/F)が60.9%と前年同月を5.4ポイント下回った。搭乗者数は1.1%減の51万8446人、提供座席数は7.6%増の85万4514席だった。

11月の利用率が60.9%だったスカイマーク=14年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田発着5路線のうち、札幌線と神戸線のL/Fは70%を超えた。地方路線では、35.0%にとどまった仙台-札幌線など、5割に満たない路線もあった。

 羽田と米子、茨城、仙台、宮古、石垣の発着路線ごとの詳細は下記の通り。

羽田

 羽田発着5路線のうち、最もL/Fが高かった路線は札幌線の77.4%(前年同月比9.2ポイント低下)。6月14日から、全席に座席幅が広い「グリーンシート」を備えたエアバスA330-300型機(271席)の導入を始めた福岡線は67.5%(15.9ポイント低下)で、提供座席数は46.1%増の17万433席と大幅に増加した一方、搭乗者数は18.3%増の11万5071人にとどまった。

 そのほかの羽田路線のL/Fは、神戸線70.7%、鹿児島線61.0%、那覇線60.3%と続いた。

 4月1日就航の米子線(1日2往復)は10月25日で運休。浮いた羽田の発着枠は、