ニュージーランド航空(ANZ/NZ)のボーイング787-9型機の初便が12月2日午後、成田空港へ到着した。787-9の成田就航は初めて。
オークランドを出発したNZ99便は、午後4時58分に成田空港第1ターミナルの42番ゲートに到着。ANZは787-9のローンチカスタマーで、成田初便の機体は4月にロールアウトし、7月に引き渡された初号機(登録番号ZK-NZE)が使用された。成田へは当初、11月に就航する予定だった。
機体の塗装は昨年6月に発表した2つの新デザインのうち、特別塗装と位置づける、黒を基調にシダの葉をあしらったもの。シダの葉はニュージーランドを代表するもので、通常塗装は白をベースにシダの葉がデザインされる。
座席数はビジネス・プレミア18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー263席の計302席。エンジンは英ロールス・ロイス製トレント1000を搭載する。
ビジネス・プレミアはフルフラットシートを斜めに配置するヘリンボーン配列、プレミアムエコノミーは2-3-2配列となる。エコノミーでは、横一列3座席が平らなソファーになるシート「エコノミー・スカイカウチ」も14列導入した。
ANZは成田-オークランド線を、1日1往復のデイリーで運航している。
*写真は全9枚。
運航スケジュール
NZ90 成田(18:30)→オークランド(翌日09:20)
NZ99 オークランド(09:45)→成田(16:55)