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ANA、CA新制服15年2月から着用

 全日本空輸(ANA/NH)は11月28日、客室乗務員(CA)などの制服を2015年2月1日から新デザインに刷新することを明らかにした。

 新制服を着用するのはCAと地上旅客係員、ラウンジ係員。約1万3000人が着用する。(着用初日の写真はこちら [1]

スカート背面にブルーラインを取り入れた客室乗務員の新制服=14年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

客室乗務員の新制服を着用したモデル=14年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 各制服のコンセプトは、CA用が世界のリーディングエアラインとしての高品質さ、地上係員用は乗客が最初に接するスタッフとして、空の旅をイメージできること、ラウンジ係員用はリラックス感を乗客に感じてもらうこととしている。

 デザイナーはミシェル・オバマ米国大統領夫人や英国キャサリン妃、レディー・ガガさんなどのファッションを手がける、プラバル・グルン氏。ANAの制服を外国人デザイナーが担当するのは初めてで、グルン氏が航空会社の制服を手掛けるのも、ANAが初となる。

 新制服は、利用者が感じられる基本コンセプトを3つ制定。1つ目はANAの世界的な認知度向上のための「挑戦」をキーワードに、「強く生まれ変わる」「進化する」「きらめく」を感じられるもの。2つ目は「安心感」「信頼感」を感じられるもの。3つ目は「日本のホスピタリティ」を感じられるものとした。

 10年ぶり、10代目となるCAの制服は、ライトグレーのジャケットとチャコールグレーのスカート背面にブルーのラインを取り入れた。ブラウスは無地のブルーのほか、ツイード柄のブルーとピンクの3種類を用意。ANAでは、世界中の利用者が一目見ただけでANAとわかるデザインにした、としている。

 地上係員の制服は、襟首まわりにブルーのラインを取り入れ、ブラウスは七分袖を採用。ツイード柄のブルーとピンクの2種類を用意した。

 ラウンジ係員の制服は、ジャケットとベストにブルーのラインを取り入れ、ラウンジの「リラックス」や「シック」という雰囲気に合わせた。

 ANAによると、CAが新制服を着用する最初の便は、羽田を午前0時5分に出発するロサンゼルス行きNH1006便になるという。(写真特集はこちら [2]

(左から)男性客室乗務員、ラウンジ係員、女性客室乗務員、女性空港係員、男性空港係員の新制服=14年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
ANA NEW UNIFORMS DEBUT! [3]
全日本空輸 [4]

写真特集・ANA10年ぶりの刷新
第1回 新制服は「挑戦」10代目CA制服編 [5](15年2月1日)

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