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JAL10月実績、国際線利用率75.7% 国内線は71.6% 国際旅客は3カ月連続で前年割れ

 日本航空(JAL/JL、9201)が11月26日に発表した2014年10月の利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ1.6%減の65万2400人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は3.0%増の40億6354万9000座席キロ、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は0.9%減の30億7441万1000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は前年同月より2.9ポイント低い75.7%だった。

国際線旅客数が3カ月連続で前年割れとなったJAL=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線の旅客数は8月以来3カ月連続で、L/Fは6月から5カ月連続で前年割れが続いており、RPKは2012年1月以来、2年9カ月ぶりに前年同月を下回った。

 一方、国内線は旅客数が0.3%減の280万1980人、ASKは4.7%減の29億7100万5000座席キロ、RPKは0.8%減の21億2619万1000人キロ、L/Fは2.9ポイント上昇し71.6%となった。旅客数は8月以来の前年割れとなった。ASKは2月から9カ月連続で前年を下回っており、国内線の供給量を絞り続けている。

 方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのは