大韓航空（KAL/KE）は、エアバスがタイ・バンコクで主催した「A380技術シンポジウム」で、A380最優秀運航賞（A380 Top Operational Excellence 2013-2014）を受賞したと発表した。KALの受賞は2012年に続き2回連続。
大韓航空のA380＝11年6月 PHOTO: H. Gousse, em company/Airbus
KALのA380は2012年10月から今年9月までの2年間で、定時運航率99.8％を記録。全世界の航空会社で最も高い数値となった。エアバスはKALの整備・運航管理体制、安全に関わるシステムなどを評価した。
同賞はエアバスが飛行時間や回数などの運航実績をもとに、定時運航率の実績を総合的に評価。エアバスが生産する機体に対して最優秀運航航空会社を2年ごとに選定している。
KALのA380はファースト12席、ビジネス94席、エコノミー301席の計407席。10機保有し、ソウル（仁川）を発着する路線に導入。1日1往復ずつのアトランタ線とパリ線、1日2往復ずつのロサンゼルス線とニューヨーク線で運航している。
関連リンク
大韓航空 [1]
Airbus [2]
エアバス・ジャパン [3]
・大韓航空、10機目のA380 ソウル－アトランタ線に導入 [4]（14年8月6日）
・大韓航空、ソウル－パリ線でA380運航中 [5]（14年4月22日）
・大韓航空、A380の最優秀運航賞を受賞 [6]（12年12月13日）
・大韓航空「アジア最高のファーストクラス」4年連続受賞 [7]（13年10月9日）
・100号機目のA380、マレーシア航空に引き渡し [8]（13年3月14日）