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成田空港、非航空系収入が半数超え 14年4-9月期、リテール牽引で航空系初めて上回る

 成田国際空港会社(NAA)が11月14日に発表した2014年4-9月期(中間期)連結決算は、純利益が前年同期比10.0%減の115億3100万円だった。売上高は0.6%増の1000億7900万円、営業利益が6.0%減の219億7100万円、経常利益が4.7%減の191億1800万円と増収減益だった。

 事業分野別の売上比率では、リテール事業など非航空系売上が着陸料など航空系を開港以来初めて上回った。また、2015年3月期通期の連結業績予想は、前回5月9日の予想から上方修正した。

14年4-9月期

14年4-9月期決算を説明するNAAの夏目社長=11月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 事業分野別では、空港運営事業が売上高549億1400万円(2.2%減)で営業利益が49億9200万円(28.7%減)、リテール事業が売上高313億7100万円(8.6%増)で営業利益が94億3800万円(8.0%増)、施設貸付事業が売上高165億7100万円(0.6%減)で営業利益が73億600万円(0.2%減)、鉄道事業が売上高15億600万円(0.4%減)で営業利益が3億700万円(0.9%減)だった。

 空港運営事業は、発着回数は増加したものの、