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マレーシア航空、完全国有化へ 年末までに上場廃止

 マレーシア航空(MAS/MH)は11月13日、同社の筆頭株主、カザナ・ナショナルがMASの再建計画を開始したと発表した。現地時間11月6日に開催された臨時株主総会で、カザナ以外の株主が承認したことによるもの。

年末までに上場廃止となるマレーシア航空=13年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 再建計画によると、カザナはSCR(選択的減資・返済計画)を実行、少数株主が保有する株式を買い上げて償却する。

 その後、マレーシア最高裁判所が承認を経て、今年末までには完全国有化の手続きを完了。マレーシア証券取引所への上場が廃止となる。

 MASは航空機のスケジュールや搭乗客の予約など、運航には影響はないとしている。

 カザナ・ナショナルはマレーシアの国営投資会社。

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マレーシア航空 [1]
Khazanah Nasional Berhad [2]

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