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JAL、15年3月期の利益見通し上方修正 植木社長「傾斜配分、一定影響出た」

 日本航空(JAL/JL、9201)は10月31日、2015年3月期通期の連結業績見通しのうち、利益予想を上方修正した。純利益は4月30日発表の前回予想を200億円上回る1350億円(前期比18.8%減)、営業利益は180億円増の1580億円(同5.3%減)、経常利益は200億円増の1550億円(同1.7%減)とした。一方、売上高は1兆3400億円(同2.3%増)に100億円下方修正した。

—記事の概要—
15年3月通期予想
14年4-9月期

15年3月通期予想

14年4-9月期決算を発表するJALの植木社長=10月31日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 売上高の見通しについては、国際線旅客で海外発と日本発のビジネス需要が好調な一方、円安の影響で観光需要が計画を割り込むことや、関連会社への燃油の転売契約を見直すことなどで、前回発表から減少する見込み。

 営業利益については、燃油価格の下落とコスト削減による