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JAL8月実績、国際線利用率80.8% 国内線は70.2% 韓国線低迷続く

 日本航空(JAL/JL、9201)が9月30日に発表した2014年8月の利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ0.8%減の72万4056人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は2.9%増、有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)は1.5%増、ロードファクター(座席利用率、L/F)は前年同月より1.1ポイント低い80.8%だった。

8月の利用率が国際線80.8%、国内線70.2%だったJAL=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 米国路線は日本発が好調に推移し、欧州や東南アジア路線は現地発の需要増が続いている。夏季繁忙期のホノルル線やグアム線は堅調に推移したものの、そのほかでは円安の影響で欧州線を中心に低調。5月22日にタイで発生したクーデターの影響で、バンコク線の低調が続いている。

 一方、国内線は旅客数が2.5%減の296万7943人、ASKは3.9%減、RPKは2.5%減、L/Fは1.0ポイント上昇し70.2%となった。

 方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのは