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エティハド航空のA380初号機、新塗装でロールアウト

 エアバスは現地時間9月26日、エティハド航空(ETD/EY)のA380初号機(登録番号A6-APA)が、新塗装でロールアウトしたと発表した。式典はハンブルク工場で開かれた。

新塗装でロールアウトしたエティハド航空のA380初号機(エアバス提供)

 新塗装「ファセット・オブ・アブダビ(アブダビの切子面)」は、アラブ首長国連邦の文化やイスラムデザイン、建築をモチーフに、砂漠の風景を連想させる色使い。機体尾部と垂直尾翼には、幾何学模様が描かれた。

 ETDのA380は12月からアブダビ-ロンドン線へ就航予定。座席数はレジデンス2席、ファースト9席、ビジネス70席、エコノミー417席の計498席となる。2015年1-3月期(第1四半期)に同路線へ1機を追加投入し、2015年末までにシドニー線やニューヨーク線などへ計5機を導入する。

 A380のアッパーデッキ(2階席)に展開するレジデンスは、リビングルームとバスルーム、ベッドルームを完備。専用のバトラー(執事)が就き、プライベートジェット並みのサービスを導入する。内装はB/Eエアロスペース社が手がけ、革張りのソファは伊家具メーカーのポルトローナ・フラウ社製のものを採用した。

 ETDは10機のA380を確定発注済み。2015年に4機、2016年に3機、2017年に2機受領する予定。A380の運航会社としては13社目となる。

新塗装でロールアウトしたエティハド航空のA380初号機(エアバス提供)

新塗装でロールアウトしたエティハド航空のA380初号機(エアバス提供)

新塗装でロールアウトしたエティハド航空のA380初号機(エアバス提供)

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