スカイマーク(SKY、9204)が9月10日に発表した2014年8月利用実績は、ロードファクター(座席利用率、L/F)が80.6%と前年同月比0.4ポイント上昇した。搭乗者数は11.4%増の78万4115人、提供座席数は12.0%増の98万7922席だった。
羽田発着6路線のL/Fがすべて75%以上と好調だったものの、地方路線は好調な仙台と低迷する米子で明暗が分かれた。
昨年12月に開設した米子路線は、羽田発着便を除くとL/Fが40-50%台と、7月と比べて上昇しているものの、厳しい状況が続く。10月25日で撤退が決まった成田3路線のL/Fは米子便を除くと80%台と好調だが、LCC(低コスト航空会社)の運賃競争が激化していることから、大きな収益は見込めないとみられる。
一方で昨年4月開設の仙台路線は、L/Fが70-80%台と好調。また、沖縄の石垣線と宮古線のL/Fは、70%を超えた7月に対して60%台後半にとどまった。
羽田
羽田発着6路線のうち、最もL/Fが高かった路線は