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三菱重工、組織変更と人事異動 14年10月1日付

 三菱重工業(7011)は9月3日、交通・輸送ドメインの民航エンジン部を新会社設立に伴い廃止するなど、組織変更を発表した。10月1日付けで実施する。

10月1日付で組織変更を実施する三菱重工=13年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 廃止する民航エンジン部の業務は、7月1日に設立した新会社「三菱重工航空エンジン」に承継する。営業や設計、製造から修理までの一貫体制を構築するとともに、生産能力の拡充に向けた体制の整備と、外部資金導入による資本力強化を図る。社長には、交通・輸送ドメインの島内克幸民航エンジン部長が就任する。

 このほか、交通・輸送ドメインでは品質安全総括部の誘導・エンジン品質保証部を「誘導・推進品質保証部」に改称する。

 技術統括本部では研究管理部を新設し、イノベーション推進部を廃止する。グローバル事業推進本部では「グローバルビジネスイノベーション部」を新設、海外事業推進部を「グローバル業務部」に改称する。国内事業総括部を廃止、「グループ営業推進総括部」を新設し、同総括部内に「国内業務部」と「法人営業部」を新設する。「東北復興支援プロジェクト室」を同総括部に移管する。国内法人営業室は廃止となる。

 また、10月1日付で人事異動を発令する。交通・輸送ドメインと防衛・宇宙ドメインに関わる発令は下記の通り。