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尻もち事故のJA8384、機齢20年超機の去就は?

 エアーニッポン(ANK)が運航する大阪(伊丹)発仙台行きANA731便が、2月5日に仙台空港で尻もち事故を起こして明日で一週間。機体後部の「圧力隔壁損傷」という言葉が同様の事故を起こした機体が後日墜落した、1985年8月12日の日本航空123便墜落事故を想起させる。事故機の概要や今後についてまとめた。(続報はこちら [1]

仙台空港に着陸するA320(事故機と同型機)=11年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/FILE/Aviation Wire

機齢20年

 事故を起こしたエアバスA320-200型機の登録番号はJA8384。1990年12月18日に製造された機齢20年を超える機体だ。伊丹-仙台路線のように、大都市と地方中核都市を結ぶ路線を中心に使用されてきた。

 事故当日は乗員乗客166人を乗せ、午前8時15分に伊丹空港を離陸。午前9時すぎに仙台空港でゴーアラウンド(着陸復行)を行った際に機体後部を滑走路に接触させ、