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ANA、7月の国際線利用率74.9%、国内線61.4%

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA)が8月27日に発表した7月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比11.1%増の61万9770人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は20.2%増、有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)は17.8%増、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.6ポイント低下し74.9%だった。

7月の利用率が国際線74.9%、国内線61.4%だったANA=14年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 3月末の夏ダイヤから羽田空港発着の国際線を大幅増便や、新規路線の堅調な伸びに伴い、ASKは4カ月連続で日本航空(JAL/JL、9201)を上回った。

 国内線は旅客数が前年同月比1.3%増の330万4498人、ASKは5.6%減、RPKは1.8%増、L/Fは4.4ポイント上昇し61.4%となった。

 方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのは