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「自分以外は皆手本」CA内定者が就活語る ANAエアラインスクールでセミナー

 全日本空輸(ANA/NH)の現役客室乗務員(CA)が講師を務める「ANAエアラインスクール」を運営するANAビジネスソリューションは8月25日、航空会社に興味を持つ大学生などを対象とした業界セミナーを東京・築地にある同校で開いた。

CAの業務を説明するANAエアラインスクールの講師=8月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

空港での業務を説明するANAのGS=8月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 セミナーでは、CAや空港係員(グランドスタッフ、GS)の仕事を紹介。講師のCAが機内サービスや保安要員としての役割、生活のスケジュールを説明し、ANAのGSが羽田空港での業務内容などを話した。また、中部空港(セントレア)で昨年10月に実施された空の上の結婚式など、CAの発案で実現したイベントや機内での乗客とのエピソードも紹介された。

 同校は昨年10月に開講。航空会社がCA養成を念頭に置いたスクールを開設したのは世界初で、大学生や専門学校生を対象としたダブルスクール形式になっている。「ベーシックコース」と同コース修了後の「アドバンスコース」の2コースを用意しており、期間はいずれも3カ月間24回で、成績優秀者はANAグループへ推薦している。すでに2期生まで巣立っており、これまでに修了した約80人のうち、29人がANAのCAとして採用された。

 この日のセミナーには、ANAやグループ会社のANAウイングス(AKX/EH)の内定を獲得した3人も出席。セミナーに参加した学生から就職活動で苦労した点を問われると、