ANAホールディングス(9202)が7月30日に発表した2014年4-6月期(第1四半期)連結決算は、純利益が34億9100万円(前年同期は66億4300万円の純損失)と、4-6月期としては2年ぶりに最終黒字となった。
売上高は10.0%増の3868億2700万円、営業利益が3億4700万円(前年同期は56億1400万円の営業損失)、経常損失が25億2200万円(同112億8000万円の経常損失)だった。
国際線の売上高は、1092億円と前年同期比で22.1%増加した。3月末からの夏ダイヤで羽田空港の国際線発着枠が11枠配分されたことが、売上増加に寄与。配分が5枠にとどまった日本航空(JAL/JL、9201)の1072億円(前年同期比8.4%増)を上回った。
一方、国内線の売上高は