ジェットスター航空(JST/JQ)は7月24日、ボーイング787-8型機を成田-ゴールドコースト線に導入した。LCCによる787の成田就航は初めて。
成田到着初便のJQ11便は、午後7時52分(定刻は午後6時55分)に到着。折り返しのJQ12便は午後9時29分(定刻午後8時55分)にゴールドコーストへ向けて出発した。
JSTは昨年12月から787を導入。現在5機を保有しており、成田初便は4号機(登録番号VH-VKE)が使用された。これまでのエアバスA330-200型機(座席数303席:ビジネス38席、エコノミー265席)より座席数は32席増え、ビジネス21席、エコノミー314席の計335席となった。
燃費が良くなったほか、飛行性能の向上でゴールドコーストから成田へ向かう便は15分、成田発便は25分、それぞれ短縮して運航する。
日本路線では今後、8月14日から成田-ケアンズ線、9月5日から関西-ケアンズ線に787を導入する。
片道運賃は3路線とも、ビジネスが6万円から11万円、エコノミーが2万3000円から9万8000円。支払手数料や燃油サーチャージなどが別途必要になる。