北海道国際航空(ADO)が5月28日に発表した2012年3月期決算によると、売上高が前の期比13.0%増の431億7200万円と過去最高を記録した。東日本大震災の影響で一時的な収入の落ち込みはあったものの、帯広-羽田線の3月開設や新千歳-羽田線の増便による旅客数増加が増収に寄与した。
4期連続で増収増益となったエア・ドゥ=11年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
営業利益は35億4100万円(前の期比1.98倍)、経常利益が35億8800万円(2.06倍)、純利益が21億7100万円(1.99倍)といずれも前の期比のほぼ2倍で、営業利益と経常利益は過去最高を更新し4期連続の増収増益となった。
保有機材では、これまでリースだったボーイング737-500型機(126席)を