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全日空、RPKも日航抜く 5月の国際線利用率71.0%、国内線60.6%

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA)が、7月8日に発表した5月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比20.9%増の57万9616人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は26.3%増、有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)は25.4%増、ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.5ポイント低下し71.0%だった。

 3月末の夏ダイヤから羽田空港発着の国際線を大幅増便したことに伴い、ASKは2カ月連続で、RPKは初めて日本航空(JAL/JL、9201)を上回った。

5月の利用率が国際線71.0%、国内線60.6%だったANA=14年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が前年同月比1.8%増の320万4883人、ASKは1.8%減、RPKは1.9%増、L/Fは2.2ポイント上昇し60.6%となった。

 方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのは