カンボジア直行便を9月から定期チャーターで開設すると発表した、アジア アトランティック エアライン(AAQ/HB)。エイチ・アイ・エス(HIS、9603)などが出資して2012年12月に設立した同社は、1路線目の成田-バンコク線を2013年8月20日に開設し、その後はスポットチャーターで関西-バンコク間などを運航している。
6月26日の会見では、これまで日本からの直行便が就航していなかったカンボジアへの就航を発表。成田-プノンペン線を9月3日から週3往復、成田-シェムリアップ線を10月2日から週4往復運航し、ビジネス客や世界遺産アンコールワットへの観光客などの取り込みを図る。
同社は低価格を売りにしながらも、大手航空会社と同様に飲み物など機内サービスを実施する。また、カンボジア2路線は定期チャーターで就航後、関係当局の認可を得て定期便に切り替える。
グループの代表であるHISの澤田秀雄会長は、AAQをどのように位置づけているのだろうか。また、2020年開催の東京五輪を見据えた羽田空港の発着枠(スロット)増枠の議論をどう見ているのだろうか。
「足らなくなるのがホテルと航空座席」
「アジアからの訪日観光客1000万人は、まだ出足だと思う。将来