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スターフライヤーが定時運航1位 国交省14年1-3月期情報公開

 国土交通省航空局(JCAB)は6月2日、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC(低コスト航空会社)3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2014年1月から3月期分を公表した。3社のLCCは定時運航率や遅延率などでフルサービス航空会社の後塵を拝したものの、改善も見られた。

定時運航率が1位だったスターフライヤー=14年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 10社全体の定時運航率は前年同期と比べ1.14ポイント低い89.81%、遅延率は1.14ポイント上昇し10.19%、欠航率は0.18ポイント低下し2.16%だった。

 遅延理由では、機材繰りによるものが、欠航理由は天候によるものが目立った。

 定時運航率はスターフライヤー(SFJ/7G)が92.96%で1位、これにJALが91.33%、ANAが91.23%で続いた。もっとも値が低かったのは、バニラエア(VNL/JW)の77.39%。以下、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の78.65%、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の82.89%と続いた。

航空輸送サービスに係る情報公開14年1月から3月期の遅延率(国交省の資料から)

 遅延率はVNLが22.61%でワースト1位。遅延理由は