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シンガポール航空、777-300ERすべてに次世代機内装備 15年から順次導入

 シンガポール航空(SIA)は、同社が所有するボーイング777-300ER型機19機に次世代機内装備を導入する。

シンガポール航空が777-300ERに導入したファーストクラスの新シートを紹介する客室乗務員=13年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 次世代装備はすでに成田-シンガポール線などで導入済み。2015年から順次導入し、2016年9月までに更新を完了する。費用は3億2500万ドル(約330億6200万円)。

 次世代装備は各座席に備えられた大型スクリーンや、タッチスクリーン式のメディアプレイヤーなどが特長。BMWグループの子会社デザインワークスUSA社がデザインしたファーストクラスでは、モダンで温かみがある個人空間を目指した。

 ビジネスクラスでは、快適性やプライバシーを重視し、エコノミークラスの新シートは、従来よりも個々のスペースや足元にゆとりを持たせ、快適性を高めた。

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