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ジャムコ、エアバスA380の部品供給拡大 14年末に初出荷

 エアバスは5月1日、ジャムコ(7408)がA380の垂直尾翼のストリンガー(縦通材)を製造する契約を新たに締結したと発表した。初出荷は2014年末ごろを予定している。

ジャムコが垂直尾翼のストリンガー製造を担当するA380=10年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ジャムコはこれまでもティア1(一次請け)サプライヤーとしてストリンガーの一部を製造していたが、新契約により完成部品を供給することになる。同部品にはジャムコの「アドバンス・プルトルージョン(ADP)成形技術」が活用される。

 ストリンガーはジャムコが製造後、A380の垂直尾翼を担当するエアバスの独シュターデ工場へ送られる。

 ジャムコはストリンガーのほか、A380の2階席用フロアビームや後部電子機器収納棚、ギャレー(厨房設備)も製造している。

関連リンク
ジャムコ [1]
Airbus [2]
エアバス・ジャパン [3]