日本航空(JAL)が5月9日に発表した利用実績によると、2011年度の国際線は旅客数が前年度比20.2%減の684万4772人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は3.2ポイント減の70.4%で、国内線は旅客数が13.1%減の2896万5514人、L/Fは0.9ポイント増の62.7%だった。国際線の旅客数は大幅に減少したが、国内線のL/Fは旅客数が10%台の減少となりながらも微増となった。
高L/F路線が東北方面に集中したJAL=12年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
11年度の高L/F路線は復興需要で東北集中
旅客数は国際線が1月まで、国内線が2月まで前年割れが続いた。一方で、