全日本空輸(ANA)が5月9日に発表した利用実績によると、2011年度の国際線は旅客数が前年度比22.2%増の588万3224人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は2.0ポイント減の73.7%で、国内線は旅客数が4.1%減の3667万8740人、L/Fが2.4ポイント減の60.8%だった。国際線の旅客数が大幅に増えた一方で、L/Fは国際・国内線ともに前年を下回った。
国際線と国内線で明暗が分かれたANA=5月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
11年度の国内線旅客数、前年越えは12月と3月のみ
旅客数は国際線が年度を通して毎月前年を上回ったのに対し、