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レオナルド、ヘリ安全運航セミナー 豪州の救助事例も

 イタリアのレオナルド・ヘリコプターズは10月29、30日の2日間、「レオナルドヘリコプターズ日本セミナー2026」を都内で開いた。ヘリコプターの安全運航をテーマに、国内外の運航事例や機体の整備、操縦訓練などに関する情報を自治体や企業などの運航担当者に説明した。

レオナルドヘリコプターズのサポートソリューション=26年10月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 初日の29日は、豪州のLifeFlightによるヘリコプターの運用事例や、千葉市消防局の機体更新、鳥取県警のAW109SP、エアロトヨタによるAW169を使用した旅客サービスなどを紹介するプログラムを組んだ。また、レオナルドはAW09やAW109 Trekkerなどの機種紹介も予定していた。

 LifeFlight Australiaのブライアン・ガスリーCTO(最高技術責任者)は、夜間の救助活動に必要な暗視ゴーグル(NVG)の運用や、機体整備、運航調整体制について説明した。同社の定期整備時間は年間4万1000時間で、飛行1時間当たり5時間以上の整備時間を要する。新しい整備施設には5000平方メートルの専用スペースを備える。

 24時間稼働する通信センターで、パイロットや医療、整備の各チームを調整しており、講演では洪水で立ち往生した車両からの救助事例も紹介。日本でこのところ発生している豪雨時の救助活動などにもつながる内容だった。

レオナルドヘリコプターズ日本セミナーでプレゼンするLifeFlight Australia=26年10月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

レオナルドヘリコプターズ日本セミナーでプレゼンするLifeFlight Australia=26年10月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 レオナルドはカスタマーサポートについて、日本国内では160機以上が運用され、ユーザーは55以上に上ると説明。機種別ではAW139が80機、AW109/119が70機、AW169が9機、AW189が3機で、国内では契約する整備会社6社と連携しているという。

 2日目の30日は、機体ユーザー向けに整備士と操縦士のセミナーを設定。整備士向けには機体の腐食対策や機種別の技術情報、操縦士向けには事故事例の分析や訓練手法などを取り上げるプログラムを用意した。

レオナルドヘリコプターズ日本セミナーでプレゼンするLifeFlight Australia=26年10月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

レオナルドヘリコプターズの日本での実績=26年10月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

レオナルドヘリコプターズ日本セミナーの会場に飾られたAW169の模型=26年10月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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