仏のターボプロップ(プロペラ)機メーカーATRは、全席ビジネスクラス仕様のATR72-600型機(登録記号F-OPFO)をエア・タヒチ(VTA/VT)に納入したと現地時間10月13日に発表した。座席数は26席で、上級客室仕様「ATR HighLine」を採用した。HighLineの全席ビジネスクラス仕様を導入する航空会社はマレーシアのベルジャヤ・エア(BVT/J8)に続き2社目で、12月の商業運航開始を予定している。

全席ビジネスクラスを備えるエア・タヒチのATR72-600(ATR提供)
エア・タヒチは今回の機体を、新サービス「Air Tahiti Signature(エア・タヒチ・シグネチャー)」に投入する。タヒチと仏領ポリネシアのボラボラ、ライアテア・タハアなどを結び、定期便とチャーター便の双方で使用する予定だ。
客室は中央通路を挟んで左右に1席ずつ配置する1-1配列で、全26席が窓側に位置し、通路にも直接出られる。カップルは1列を占有でき、プライバシーも確保できる。

全席ビジネスクラスを備えるエア・タヒチのATR72-600(ATR提供)
シートはイタリアGeven製「ETEREA」で、幅55センチ、前後間隔100センチ、リクライニング18センチ(16度)を確保した。各席には収納スペースとUSB-A、USB-Cの充電ポートを備え、個人用端末で機内エンターテインメントを利用できる。
機内の内装は、エア・タヒチとATRが協力して開発した。ポリネシア文化を取り入れ、天井にはビジネス機をイメージしたデザインを採用した。
地上ではチェックイン時の個別対応や優先サービスを用意するほか、タヒチとボラボラに専用ラウンジを設ける。機内サービスも拡充する計画で、搭乗前から機内までを一体のサービスとして展開する。
エア・タヒチは2024年7月にATR72-600を4機発注し、2025年6月に最初の1機を導入した。今回の全席ビジネスクラス仕様機もこの4機に含まれ、2025年12月時点では2026年12月の納入を計画していた。残る2機は2027年と2028年の納入を予定していた。
ATR HighLineの全席ビジネスクラス仕様機は、ベルジャヤ・エアが今年5月に世界で初めて受領した。ATRとエア・タヒチは、約40年にわたり協力関係を続けている。

全席ビジネスクラスを備えるエア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

全席ビジネスクラスを備えるエア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

全席ビジネスクラスを備えるエア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

全席ビジネスクラスを備えるエア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

全席ビジネスクラスを備えるエア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

エア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

エア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

エア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

エア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

エア・タヒチのATR72-600(ATR提供)

エア・タヒチのATR72-600(ATR提供)
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