国土交通省航空局(JCAB)が発表した、2025年度の航空事故や重大インシデントの発生状況をまとめた「航空輸送の安全にかかわる情報」によると、航空事故は8件、航空事故につながりかねない「重大インシデント」は2件、安全上のトラブルは921件だった。報告総数は前年度比32件増の931件で、航空事故は2件増え8件、重大インシデントは1件減の2件だった。
—記事の概要—
・航空事故
・重大インシデント
・安全上のトラブル
・事業者別報告件数
・機種別報告件数
航空事故
壱岐空港近海に不時着水したエス・ジー・シー佐賀航空のヘリ(運輸安全委員会の経過報告書から)
8件発生した航空事故は、2025年4月に壱岐空港の北北東約31キロ付近の海上で、7月に米チャールストン国際空港の誘導路上で、11月に苫小牧沖の海上で、12月に秋田空港の北北西約23キロと、釧路空港の東の太平洋上で、2026年1月に阿蘇山の火口付近で、2月に米ヒューストン空港で、3月に三沢飛行場の西約6キロ付近で、それぞれ1件ずつ起きた。
壱岐空港付近の事故は4月6日に発生。エス・ジー・シー佐賀航空のヘリコプター(ユーロコプターEC135T2+、登録記号JA555H)が