全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など国内の航空11社は8月17日、お盆期間の利用実績を発表した。国際線は人気のハワイ方面が堅調に推移。ANAのハワイ路線はお盆として過去最高の旅客数で、ロードファクター(座席利用率、L/F)も90%を超えた。JALは旅客数が前年同期を下回ったものの、L/Fは前年を上回った。国内線は北海道方面が好調な一方、旅客数とL/Fが前年を下回っているところが目立った。対象期間は7日から16日までの10日間。

航空各社が発表したお盆期間の実績(各社の発表資料からAviation Wire作成)
11社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年同期比3.5%減の63万7429人、国内線は5.4%減の346万9052人。提供座席数は国際線が1.1%減の74万2734席で、国内線は3.2%減の393万3522席となった。11社平均のL/Fは国際線が2.2ポイント低下し85.8%、国内線は2.1ポイント低下し88.2%だった。
ANA

ハワイ方面が堅調だったお盆の国際線=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAの旅客数は、国際線が前年同期比0.7%減の26万1115人で、国内線が7.7%減の146万7546人。提供座席数は国際線が1.2%増の30万3093席で、国内線は5.1%減の166万2165席となった。L/Fは国際線が1.6ポイント低下し86.2%、国内線は2.5ポイント低下し88.3%だった。
国際線の旅客数は北米と欧州、ハワイが前年同期を上回り、中国大陸とアジア・オセアニアは下回った。ハワイ路線の旅客数は1.1%増の2万3465人で、お盆の過去最高を記録。提供座席数は0.5%減の2万5303席で、L/Fは92.7%だった。国内線の旅客数は、北海道を除き前年同期を割り込んだ。
期間中のピークは、国際線は下り(日本発)が8月8日(95.2%)、上り(日本着)は15日(94.4%)。国内線は下りが8日(96.2%)、上りは16日(94.6%)が最も高い値となった。
JAL
JALグループの旅客数は、国際線が前年同期比8.1%減の21万1955人で、国内線は5.8%減の109万8816人。提供座席数は、国際線が2.8%減の25万4589席、国内線は3.0%減の126万4263席となった。L/Fは国際線が4.8ポイント低下し83.3%、国内線は2.6ポイント低下し86.9%だった。
国際線の方面別旅客数は、5方面すべてで前年を下回った。ハワイ・グアムの旅客数は7.1%減の2万3624人。提供座席数は8.8%減の2万7080席で、L/Fは87.2%で前年同期を1.5ポイント上回った。国内線のL/Fは、北海道・関西方面が90%を超えた。
期間中のピークは、国際線は下り(日本発)が8月8日(95.5%)、上り(日本着)が15日(93.8%)。国内線は下りが8日(94.2%)、上りは16日(94.1%)が最も高い値となった。
スカイマーク
スカイマークの旅客数は、国内線が前年同期比0.3%増の24万7214人、提供座席数は1.0%増の27万7359席。L/Fは0.5ポイント低下し89.1%だった。国際線は運休が続いている。
搭乗日別の国内線L/Fは、下りが8月9日(96.4%)、上りは16日(96.2%)が最も高い値となった。
スターフライヤー
スターフライヤー(SFJ/7G、9206)の旅客数は、国内線が1.7%減の5万3567人、提供座席数は1.9%減の5万7905席。L/Fは0.2ポイント上昇の92.5%だった。国際線は運休中で、9月2日の再開を予定している。
搭乗日別の国内線L/Fは、下りは8月12日の98.1%、上りも12日の98.2%が最も高い値となった。
エア・ドゥ
エア・ドゥ(ADO/HD)の旅客数は、前年同期比2.0%減の8万2854人、提供座席数は2.7%減の8万7544席。L/Fは0.7ポイント上昇し94.6%となった。
搭乗日別のL/Fは、下り(北海道着)が8月7日の98.9%、上り(北海道発)は12日の98.2%が最も高い値となった。
ソラシドエア
ソラシドエア(SNJ/6J)の旅客数は、前年同期比5.6%減の7万321人、提供座席数は10.0%減の8万114席。L/Fは4.1ポイント上昇し87.8%となった。
搭乗日別のL/Fは、下りが8月14日の93.5%、上りは16日の96.9%が最も高い値となった。
ピーチ・アビエーション
ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の旅客数は、国際線が前年同期比3.0%減の7万9157人、国内線が0.9%増の20万5966人、提供座席数は国際線が2.5%減の8万9116席、国内線が4.9%増の22万9768席。L/Fは国際線が0.4ポイント低下し88.8%、国内線が3.7ポイント低下し89.6%となった。
ジェットスター・ジャパン
ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の旅客数は、国際線が前年同期比48.7%増の2万8469人、国内線が9.3%減の15万6390人、提供座席数は国際線が50.0%増の3万988席、国内線が6.9%減の17万4818席。L/Fは国際線が0.8ポイント低下し91.9%、国内線が2.4ポイント低下し89.5%となった。
搭乗日別のL/Fは、国際線は日本発が8月8日(98.4%)、日本着は14日(96.7%)が最も高い値となった。国内線は下りが12日の93.0%、上りは16日の91.5%が最も高かった。
スプリング・ジャパン
スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)の旅客数は、国際線が前年同期比39.1%減の1万6364人、国内線が2.47倍の1万7489人。提供座席数は、国際線が38.3%減の1万7388席、国内線が2.75倍の2万790席となった。L/Fは、国際線が1.3ポイント低下し94.1%、国内線が9.3ポイント低下し84.1%だった。
搭乗日別のL/Fは、国際線は日本発が8月11日と12日(98.6%)、日本着は11日(97.4%)。国内線の下りが8日の94.9%、上りは12日の89.7%が最も高い値となった。
ZIPAIR
JAL傘下のZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)の国際線旅客数は前年同期比2.8%増の4万369人、提供座席数は3.0%減の4万7560席となった。L/Fは4.6ポイント上昇し84.9%だった。
搭乗日別のL/Fは、下り(日本発)が8月7日の98.0%、上り(日本着)は15日の89.3%が最も高い値となった。
FDA
フジドリームエアラインズ(FDA/JH)の旅客数は2.0%増の6万8889人、提供座席数は1.6%減の7万8796席。L/Fは3.1ポイント上昇し87.4%だった。
いずれもJALとのコードシェア(共同運航)を含む。
関連リンク
全日本空輸 [1]
日本航空 [2]
スカイマーク [3]
スターフライヤー [4]
エア・ドゥ [5]
ソラシドエア [6]
ピーチ・アビエーション [7]
ジェットスター・ジャパン [8]
スプリング・ジャパン [9]
ZIPAIR [10]
フジドリームエアラインズ [11]
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