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川重、福岡市から消防ヘリBK117 D-3 2機目受注 29年6月納入

 川崎重工業(7012)は、福岡市から最新中型双発ヘリコプター「H145//BK117 D-3」を1機受注した。納入は2029年6月の予定で、消防ヘリコプターとして運用される。福岡市向けとしては2機目で、消防・防災向けのD-3受注は8機、同社のD-3受注実績は46機となった。1機目は2023年に福岡市へ納入され、同年10月から正式運用されている。

H145/BK117 D-3(川崎重工提供)

 D-3はBK117 D-2の改良型で、フルフラットフロアを備えたキャビン、後部の観音開きカーゴドア、高高度でのホバリング(空中停止)性能、最新アビオニクス(電子機器)などが特徴。ストレッチャーなどを搬出入しやすく、川重は安全な救助活動やスムーズな救急搬送につながるとしている。最新式の5枚ブレードによるメインローター・システムの採用で、低振動化と整備性向上を実現した。

 BK117は川重と旧西ドイツのMBB(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム、現エアバス・ヘリコプターズ・ドイツ)が共同開発し、1982年に国産ヘリとして初の型式証明を取得。1983年に初号機を納入した。発表日時点で、川重の納入分は214機。エアバスヘリ納入分を合わせると、世界で2000機以上が引き渡されており、消防・防災、救急医療、警察、報道、人員輸送、物資輸送などの分野で運用されている。

関連リンク
BK117-D3型の紹介 [1](川重)
川崎重工業 [2]

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