日本航空(JAL/JL、9201)は8月7日、マレーシア航空(MAS/MH)とのコードシェア(共同運航)を拡大すると発表した。マレーシア航空が9月2日に開設するクアラルンプール-福岡線でコードシェアを始め、JALの「JL」便名を付与。訪日客の地方送客を拡大させる。

マレーシア航空(右)とのコードシェアを拡大させるJAL=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
マレーシア航空が開設する福岡線は週5往復で、クアラルンプール発は火曜と木曜を除き、福岡発は水曜と金曜を除き運航する。JALの便名は、福岡行きがJL7098便、クアラルンプール行きはJL7099便となる。また、JALグループが運航する福岡発着の国内線に、マレーシア航空の「MH」便名を付与。福岡から日本各地への乗り継ぎ利便性向上を図る。
JALとマレーシア航空は、2020年7月25日から共同事業(JV)を実施している。JALグループは、訪日客を地方へ直接送客し地域経済の活性化を後押しする施策を始めており、マレーシア航空とのコードシェアは第2弾の取り組みとなる。第1弾は好調な台北路線を強化し、関西-台北(桃園)線を繁忙期限定で2年ぶりに運航。旺盛な訪日需要を、関西地区へ直接呼び込む(関連記事 [1])。
また、クアラルンプール-福岡線のコードシェア締結を記念し、ダブルマイルキャンペーンを7日から始める。JALのマイル会員制度「JALマイレージバンク(JMB)」全地区会員が対象で、同路線をJAL便名で搭乗した場合に、通常のフライトマイルと同数のボーナスマイルを同時に積算する。キャンペーン登録期間は11月1日まで、搭乗期間は9月2日から2027年3月31日まで。
クアラルンプール-福岡線の運航スケジュールは、福岡行きMH56/JL7098便がクアラルンプールを午後11時45分に出発し、翌日午前7時5分に着く。折り返しのクアラルンプール行きMH57/JL7099便は3日が初便で、午前10時に福岡を出発し、午後3時45分に到着する。機材はボーイング737-8型機(737 MAX 8)を投入する。座席数は2クラス174席で、ビジネス12席、エコノミー162席。
マレーシア航空は2006年9月まで福岡へ乗り入れており、20年ぶりの福岡再就航となる。撤退時の2006年夏ダイヤは、週3往復をエアバスA330-300型機で運航していた。
運航スケジュール
MH56/JL7098 クアラルンプール(23:45)→福岡(翌日07:05)運航日:9/2以降の月水金土日
MH57/JL7099 福岡(10:00)→クアラルンプール(15:45)運航日:9/3以降の月火木土日
・JAL、訪日客を直接地方へ 関空-台北2年ぶり運航 [1](26年7月21日)
・マレーシア航空、福岡20年ぶり再開 737MAXで週5往復、9/2から [4](26年4月3日)
・JALとマレーシア航空、羽田-クアラルンプール線コードシェア 8月就航 [5](22年6月23日)
・JALとマレーシア航空、共同事業7月25日開始 運賃やサービス連携 [6](20年7月10日)