英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」が公表した、2026年6月の空港別の定時出発率によると、定期便の提供座席数が最も多い「ラージ(大規模)」部門で、リマ(ペルー)のホルヘ・チャベス国際空港が首位となった。首位が続いていたハルビン(中国)の太平国際空港は、9カ月ぶりにトップ陥落。日本勢は関西空港が7カ月連続で上位20空港にランクインした一方、羽田空港は5カ月連続でトップ20入りを逃した。

6月の定時出発率でラージ部門のトップ20に7カ月連続でランクインした関西空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
空港別のデータでは、定期便の提供座席数が多い順に「ラージ(大規模)」「ミディアム(中規模)」「スモール(小規模)」と分類。定刻に対して15分以下の遅延を「定時出発」と定義している。各空港とも予定されていた便に対し、月間の実運航の発着データが90%以上取得できたものを対象とする。
—記事の概要—
・大規模空港
・中規模空港
・小規模空港
大規模空港
大規模空港の「ラージ」部門の首位は、ホルヘ・チャベス国際空港が獲得。定時出発率は92.67%、運航便数は1万5116便、運航路線数は65路線、遅延便を対象とした平均遅延時間は62分だった。
定時出発率2位はバンコク(タイ)のドンムアン国際空港で92.41%、3位はハルビン太平国際空港で92.34%。4位はリヤド(サウジアラビア)のキング・ハーリド国際空港で92.33%、5位はチェンナイ国際空港(インド)で92.11%だった。
日本勢のトップ20入りは17位の関西のみで、85.82%だった。
中規模空港
中規模空港の「ミディアム」部門は、パナマシティ(パナマ)のトクメン国際空港が首位を獲得。定時出発率は92.27%、運航便数は1万3634便、運航路線数は93路線、平均遅延時間は58分だった。
定時出発率2位は中国の長春龍嘉国際空港で91.49%、3位はアーメダバード空港(インド)で90.15%だった。4位はダンマーム(サウジアラビア)のキング・ファハド国際空港で89.75%、5位はリオデジャネイロ(ブラジル)のアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港で88.70%だった。
日本勢のトップ20入りは14位の伊丹空港のみで、84.00%だった。
小規模空港
小規模空港の「スモール」部門は、アブハー国際空港(サウジアラビア)が首位を獲得。定時出発率は93.84%、運航便数は2434便、運航路線数は16路線、平均遅延時間は38分だった。
定時出発率2位はラサ(中国・チベット)のクンガ国際空港で93.33%、3位はベイルート(レバノン)のラフィク・ハリリ国際空港で93.09%だった。4位はアンマン(ヨルダン)のクィーンアリア国際空港で93.00%、5位はグアヤキル(エクアドル)のオルメド・ホセ・ホアキン国際空港で92.65%だった。
日本勢はトップ20入りを逃した。5月に17位だった中部空港も圏外となった。
関連リンク
Cirium [1]
・5月の空港定時出発率、関空6カ月連続トップ20入り=英Cirium [2](26年7月9日)