関西国際空港と伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港を運営する関西エアポートグループの2026年6月利用実績(速報値)によると、関空の国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比17%減の231万895人だった。総旅客数・訪日客ともに前年割れが7カ月続いた。関係が悪化している中国人客が63%減で、大幅に減少したことが響いている。

26年6月の訪日客が7カ月連続で前年割れとなった関西空港(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
国際線の旅客数は16%減の186万7342人で、7カ月連続で前年を下回った。このうち外国人旅客は21%減の144万4526人で、7カ月連続で前年割れとなった。日本人旅客は4%増の41万5654人で、4カ月連続で前年を上回った。また、通過旅客は16%減の7162人だった。
外国人旅客のうち、中国は63%減の27万1000人。前年同月は訪日客の32%を占めていたが、今月は17ポイント低下の15%まで落ち込んだ。
国内線の旅客数は17%減の44万3553人で、8カ月連続で前年を下回った。
発着回数のうち、国際線と国内線の旅客と貨物便を合わせた総発着回数は17%減の1万4685回で、7カ月連続で前年を下回った。国際線全体では19%減の1万1384回で、7カ月連続で前年割れ。このうち旅客便は22%減の9672回で7カ月連続で前年を下回った。貨物便は前年同月比10%増の1609回。国内線は9%減の3301回だった。
国際線旅客便のうち、中国便は70%減の1377回。前年同月は国際線旅客便の37%を占めていたが、今月は23ポイント低下の14%まで落ち込んだ。
国際貨物量は10%増の7万190トンで3カ月連続で前年を上回った。国内貨物量は45%増の912トンだった。
伊丹空港の旅客数は6%減の122万270人。発着回数は2%減の1万996回で、貨物量は3%増の7181トンだった。
神戸空港は、総旅客数が4%減の33万6941人。国際線は19%増の5万7531人で、このうち外国人旅客は17%増の4万8420人、日本人旅客は27%増の9111人だった。国内線は7%減の27万9410人だった。総発着回数は2%減の3030回で、国際線が15%増の376回、国内線は4%減の2654回だった。
関連リンク
関西国際空港 [1]
大阪国際空港 [2]
神戸空港 [3]
・関空、旅客10%減1512万人 中国の大幅減響く=26年上期 [4](26年7月27日)
・関空、旅客6カ月連続前年割れ 中国客60%減=5月実績 [5](26年7月3日)