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5月の定時到着率、ピーチがアジア2位 ANA・JALはグローバル10位圏外続く=英Cirium

 英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」が公表した2026年5月の航空会社別の定時到着率によると、運航規模の大きな航空会社を示す「グローバル(全世界)」部門は、サウジアラビア国営のサウディア(前サウジアラビア航空、SVA/SV)が首位を獲得した。日系大手2社は全日本空輸(ANA/NH)が10カ月連続、日本航空(JAL/JL、9201)が5カ月連続でトップ10圏外となった。一方、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)はアジア2位にランクインし好調だった。

5月の定時到着率でアジア太平洋部門の2位を獲得したピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 航空会社別のデータでは「アジア太平洋」と「北米」「欧州」「中南米」「中東・アフリカ」の5地域別に集計。便数や提供座席など運航規模が大きく、アジアや欧州、北米など4地域以上に就航する航空会社を「グローバル」とし、定刻に対して15分以下の遅延を「定時到着」と定義する。

—記事の概要—
グローバル
アジア太平洋
北米
欧州
中南米
中東・アフリカ

グローバル

 全世界の航空会社を対象にした「グローバル」部門は、サウディアが1位を獲得。定時到着率は90.12%、運航便数は1万3669便、運航の完了・達成率を示す「コンプリーションファクター」は99.33%だった。日本勢は2022年11月から3年7カ月連続で首位を逃している

 定時到着率2位はカタール航空(QTR/QR)で89.56%、3位はスカンジナビア航空(SAS/SK)で87.73%。4位はシンガポール航空(SIA/SQ)で87.71%、5位は海南航空(CHH/HU)で87.64%だった。

アジア太平洋

 アジア太平洋は、韓国LCCのチェジュ航空(JJA/7C)が1位を獲得。定時到着率は92.00%、運航便数は6643便、コンプリーションファクターは99.98%だった。

 定時到着率2位はピーチで89.01%、3位はベトナム航空(HVN/VN)で87.77%。4位はシンガポール航空(87.71%)、5位は海南航空(87.64%)だった。

 日系大手2社は、ANAが9カ月ぶりにトップ10から陥落。JALは2カ月連続での圏外となった。

北米

 北米はカナダのウエストジェット(WJA/WS)が1位を獲得。定時到着率は85.88%、運航便数は1万7527便、コンプリーションファクターは99.08%だった。

 定時到着率2位はデルタ航空(DAL/DL)で82.70%、3位はアラスカ航空(ASA/AS)で82.30%。4位はジェットブルー(JBU/B6)で82.01%、5位はユナイテッド航空(UAL/UA)で80.44%だった。

欧州

 欧州はノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)グループが1位を獲得。定時到着率は88.58%、運航便数は1万5507便、コンプリーションファクターは99.36%だった。

 定時到着率2位はオーストリア航空(AUA/OS)で87.93%、3位はスカンジナビア航空(87.73%)。4位はLOTポーランド航空(LOT/LO)で87.38%、5位はウィズエアー(WZZ/W6)グループで84.28%だった。

中南米

 中南米はパナマのコパ航空(CMP/CM)が1位を獲得。定時到着率は90.19%、運航便数は1万2667便、コンプリーションファクターは99.87%だった。

 定時到着率2位はチリのスカイ・エアライン(SKU/H2)で89.95%、3位はコロンビアのアビアンカ航空(AVA/AV)で89.11%。4位はブラジルのゴル航空(GLO/G3)で88.86%、5位はアズール・ブラジル航空(AZU/AD)で86.77%だった。

中東・アフリカ

 中東・アフリカは、南アフリカのサフエアー(SFR/FA)が1位を獲得。定時到着率は93.56%、運航便数は5003便、コンプリーションファクターは98.72%だった。

 定時到着率2位はサウジアラビアのフライアディール(FAD/F3)で93.37%、3位はロイヤル・ヨルダン航空(RJA/RJ)で90.82%だった。4位はサウディア(90.12%)、5位はカタール航空(89.56%)だった。

関連リンク
Cirium [1]

5月の空港定時出発率、関空6カ月連続トップ20入り=英Cirium [2](26年7月9日)
4月の定時到着率、スカンジナビア航空2カ月連続首位 ANA・JALトップ10圏外続く=英Cirium [3](26年6月8日)