ボーイングは、737 MAXの新生産ライン「North Line(ノースライン)」を現地時間7月6日に開設する。4番目の737 MAX生産ラインで、ワシントン州シアトル近郊のエバレット工場内に設け、月産レートを47機に引き上げる。エバレット工場で737を製造するのは初めてで、単通路機の生産能力を拡大する。

新生産ラインの開設により増産する737 MAX=16年1月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ノースラインは737 MAXの全モデルに対応。当面は737-8(737 MAX 8)、737-9(737 MAX 9)、型式証明の取得を待つ737-10(737 MAX 10)の製造に注力する。生産工程はレントン工場の737製造プロセスを基本的に踏襲するが、新設備「737ウイング・トランスポート・ツール(737 Wing Transport Tool)」を導入し、一部が完成した主翼をエバレット工場の最終組立工程へ搬送する。
737 MAXの月産レートは現在42機。ノースラインの新設により増産に対応する。ボーイングのケリー・オルトバーグ社長兼CEO(最高経営責任者)は5月27日に、FAA(米国連邦航空局)の最終審査後に月産47機体制へ移行する見通しを示しており、「すでに軌道に乗っており、今後数カ月以内に目標を達成できる見込み」と述べている。
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