エアバスの2026年5月の引き渡しは前年同月比30機増の81機で、前年同月を2カ月連続で上回った。前年同月はゼロだった受注は379機で、小型機A320ファミリーの累計受注が2万機を突破した。
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引き渡し

累計受注が2万機を突破したA320ファミリー(写真はA321XLRの飛行試験機)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
引き渡しの内訳は、A320ファミリーが62機(前年同月40機)、A330ファミリーが4機(3機)、A350ファミリーが4機(3機)、A220ファミリー(旧ボンバルディアCシリーズ)は11機(5機)だった。
A350は長胴型のA350-1000が1機で、フィリピン航空(PAL/PR)へ引き渡した。残り3機は標準型のA350-900で、エミレーツ航空(UAE/EK)へ2機、デルタ航空(DAL/DL)へ1機納入した。
A330は4機すべてA330-900(A330neo)で、海南航空(CHH/HU)とリース3社に1機ずつ納入。リース機はデンマークのサンクラス航空(VKG/DK)と台湾のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)、4位はアズール・ブラジル航空(AZU/AD)がそれぞれ導入した。
A320はA321neoが41機で最も多く、A320neoは20機、A319neoは1機だった。A220はA220-300が11機、A220-100はゼロだった。
受注
受注はA320ファミリーが207機(前年同月はゼロ)、A330ファミリーがゼロ(ゼロ)、A350ファミリーが16機(ゼロ)、A220ファミリーが156機(ゼロ)だった。
A350のうちA350-900は10機で、すべてルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)を中核とするルフトハンザグループから受注。残り6機は開発中の貨物機A350Fで、香港のキャセイグループから2機、中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)系の中国国際貨運航空(エアチャイナカーゴ、CAO/CA)から4機、それぞれ追加受注した。A350-1000は受注がなかった。
A320はA321neoが164機で、中国南方航空(CSN/CZ)から79機、厦門航空(CXA/MF)から35機、匿名顧客1者から50機受注。A320neoは43機で、中国南方航空が23機、同じ匿名顧客も20機発注した。
A320ファミリーは1984年3月にローンチ。5月までの累計受注が2万169機となった。4月時点では1万9962機を受注しており、5月に207機を積み上げたことで、2万機を突破した。
A220はすべてA220-300で、このうち150機をマレーシアのエアアジアから受注。米国の航空機リース会社アゾーラ(Azorra)からも6機受注した。
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