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札幌線もラスト、ANAの747運航 羽田へは夜8時帰着

 全日本空輸(ANA)は3月30日、あす31日で退役するボーイング747-400D型機による羽田-札幌線の最終便を運航した。機材は登録番号JA8961。

新千歳空港を出発するANAの747-400D=3月30日 PHOTO: Daigo TAKENOBU/Aviation Wire

 札幌行きNH69便は、乗客538人(うち幼児4人)と乗員15人(運航乗務員2人、客室乗務員13人)を乗せ、定刻より35分遅れの午後3時35分に羽田の60番ゲートを出発し、新千歳空港には33分遅れの午後5時3分に到着した。

 新千歳空港のターミナル内では、写真展や記念品展示などが行われ、多くの人が詰めかけた。

 折り返しの羽田行きNH74便は、乗客557人(うち幼児4人)と乗員15人を乗せて50分遅れの午後6時20分に新千歳空港の9番ゲートを出発。羽田到着は55分遅れの午後8時となった。

 30日の羽田-福岡線、札幌線の運航を終えたことで、日本での旅客型747の運航は明日31日の羽田発那覇行きNH127便と、折り返しの羽田行きNH126便を残すのみとなった。羽田到着は午後3時予定。

新千歳で放水アーチの歓迎を受けるANAの747-400D=3月30日 PHOTO: Daigo TAKENOBU/Aviation Wire

横断幕を手に747-400Dを出迎える新千歳空港のスタッフ=3月30日 PHOTO: Daigo TAKENOBU/Aviation Wire