ソラシドエア(SNJ/6J)の2026年3月期決算(非連結)は、純損益が8億1100万円の黒字(前期は23億9000万円の赤字)で、2期ぶりに黒字転換した。セールによる需要喚起策の継続と、需要動向に応じたレベニューマネジメントにより旅客収入を最大化させた。本業のもうけを示す営業利益は大幅に増加し、3期連続で黒字となった。2027年3月期の業績見通しは、営業収入は増収、営業利益と経常利益は減益を見込む。

26年3月期は2期ぶりに黒字転換となったソラシドエア=25年8月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
営業収入は前年同期比6.3%増の553億3700万円、営業利益は2.36倍の20億2700万円、経常利益は51.5%増の12億4100万円となった。
営業費用は4.2%増の53,30900万円で、このうち事業費は4.9%増の483億3800万円、販売費及び一般管理費は2.1%減の49億7000万円だった。
負債の残高は、2025年3月末から98億7500万円増加して570億7600万円。自己資本比率は2.5ポイント上昇し11.0%となった。
有償旅客数は4.8%増の240万6904人、提供座席数が8.3%増の329万7981席、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.8ポイント低下し74.6%だった。
2027年3月期の業績見通しは、営業収入557億円(25年6月期比3億6300万円増)、営業利益9億円(11億2700万円減)、経常利益2億円(10億4100万円減)、営業利益率1.6%(2.0ポイント低下)を見込む。ソラシドは、コロナ後初の業績予想となった2023年5月29日発表の2024年3月期の見通しから、純利益の開示を見送っている。
ソラシドは札幌市に本社を置くエア・ドゥ(ADO/HD)と、共同持株会社「リージョナルプラスウイングス」(RegionalPlus Wings)を2022年10月3日に設立。同持株会社の2026年3月期連結決算は、純損益が14億4900万円の黒字(前期25年3月期は5億2300万円の赤字)、営業収入が3.3%増の1088億100万円、営業利益が5.6%減の34億3100万円、経常利益が30.7%減の23億6800万円だった。
関連リンク
ソラシドエア [1]
リージョナルプラスウイングス [2]
・ソラシド、純利益600万円 最終黒字2期ぶり=25年4-9月期 [3](25年12月3日)
・ソラシド、赤字転落3期ぶり 整備・リース料大幅増=25年3月期 [4](25年5月29日)